このブログを開始する決意に至ったのは今から数週間ほど前のこと。鬼実家の前に広大な敷地を勝手に買ったらしく、さらに鬼一家の会社にそろそろ私に再び入るだろと言い出した鬼雄(夫)。


え?!聞いてませんけど。私は約10年弱子供の為子供の為と耐えて耐えて何とかここまで来て限界が近い矢先の出来事でした。そもそも復縁し再婚した際の約束は二度と鬼実家の家業に私は関わらないことでした。


もっと言えば鬼雄は自分自身も『二度とあんな鬼実家にはもどらねえ!』と宣言していたのです。


「あのさ そもそもここに戻ってくることも、鬼実家の会社に出戻ることも、私を会社に関わらすのも無いはずだったんじゃ?」


「そんなこと言われても じゃどうやって生活できるっていうんだ」


「私は今までどうやって生活したらいいか分からない大変な中で子供産んで育てて仕事して支えてきた。」


「過去の事は過去の事だ。今は不自由ないだろ」


不自由ないのはこのたった1年足らずの間だけ。そんなに大きな顔できまっか?


「鬼会社も 鬼実家も勘弁……」


「じゃ会社を手伝う気はないんだな?」と怒り気味の鬼雄。


「もう 毎回人を振り回すだけ振り回して、結果オーライか……もう疲れた」


「何が?」


「もうこの生活に疲れた……」


この一言を言った後何か塞き止めていたものがぶあーっと流れ出て私は泣いた。けっこう泣いた。涙なんてお子を産んでから見せてなかったのに……。そんな私を見るとさらにいらだった様子の鬼雄。


「なんだよ、実家に帰るとかいうのか?もう俺が嫌なのか?」


「うん。もうどうでもいいと思ってる」


はっきり言い過ぎたのか、少しは動揺?いや寝耳に水だったようで。これまでずっと何年もほとんど目を見て会話もしない妻に嫌われてると思ってなかったのか?それなら大した強者です。勇者とお呼びします。


「実家に帰ったら俺、子供たちになかなか会えなくなるんだぞ。うちの親だって会えなくなるんだぞ」


よく言うよ。今まで好き勝手海外行ったり収入もなく遊びまわってる間子供になんて会ってないじゃないか。今現在ですら鬼雄の仕事を理由に週末婚状態。

まあ私は精神的には助かるがワンオペ育児は継続中な毎日を送っている。鬼雄は子育てが嫌いなようだ。でも子供と離れます宣言されて、引き離されるのは癪に障るらしい。


もちろん私だって子供には父親が必要と思っている。でも、限界。


鬼雄が子供に怒鳴ることが多い為最近子供から出た言葉は『ママどうしてあんな人と結婚したの?』片手の指で足りる年齢の子が言った一言に驚いた。


私は子供に鬼雄を悪く言ったことは無い。それはルールだと思っている。しかし、態度や夫婦のやり取りに子供は敏感で。

あるときは『ママ、パパの事嫌いなんでしょ?』とも言われた……。

もうさ『え~なんで~』と否定も肯定もせず笑うしか無かった。



このままでは仮面夫婦どころか仮面一家になりそうだ。


話を戻すと、来る冬休みに実家に帰る際そのまましばらく実家に居たいと私は申し出たのだ。


「それでまた離婚するとか言い出すのか」


「今回は子供がいるから話が違うぞ」


「自分が嫌になったからって余りにも自分勝手だろ」


「自分勝手はどっちよ!今までのこと全部過去だから、はい知りませんって?じゃ私も今からここ飛び出して明日過去の事だから知りませんて言うわ」


もう子供のケンカ状態となる。


「お前 一回落ち着け……。じゃ、お前が定期的に一人で実家に帰るのは?」


私はいつも落ち着いているのだ。落ち着きすぎて分析しすぎて疲れたのである。もっと感情的に怒鳴り暴れたかったくらいである。


「誰が子供みるの?」


「俺が」


「は?出来るわけないでしょ。今まで出来たことない人が」


「そんなものできない人間なんて居ない。簡単なことだ。鬼実家だってある」


「はあ……簡単……」


あろうことか、鬼雄はこのやり取りの後、仕事が忙しくて週末婚であるはずがしょっちゅう帰宅するようになった。私たちが夜逃げしないよう見張っているかのように。

で、私は肌ぶつぶつ、またもや月の物が大幅に遅れたりもう絶不調です。


少しでも夜時間があると、「で どうする気だ?冬休み終わっても帰らないつもりか」

もし帰らない宣言すれば殺されそうなので、わからないと私はごまかす。